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災害派遣の自衛隊員、免許があっても重機を使うのはNG!? 足かせとなる陸上自衛隊の制度

2018年8月11日 08時54分

陸上自衛隊Facebookより

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「自衛隊ができない40のこと 36」

◆台風シーズンの豪雨災害は突然やってくる

 このところの台風の動きは従来とは違い、北海道までその影響範囲となってきたようです。夏から秋にかけての台風のシーズンには、日本全土が突然の暴風雨や土砂災害に警戒しなくてはならないのです。

 西日本豪雨災害の被災地の一つ、広島市と呉市を結ぶJR呉線は、土砂崩れで運行できなくなりました。東広島に住む被災者の方が「10月まではJRが復旧しないため、主人は職場近くに単身赴任する覚悟をしました」と話してくれました。JRが使えないため、通勤時間の道路は大渋滞となり、職場に遅刻することもあったようです。災害は一度起こると長く被災者の生活に影響します。家族が離れ離れに暮らす不自由さや寂しさが、災害の後片付けが終わってほっとした時に込み上げてきて涙がでるのです。

 インフラの完全復旧は早ければ早い方がいいのですが、今回の災害派遣で少し気になることがありました。自衛隊は災害の初期段階の救難と後片付けの手伝いをしましたが、大きな重機があるのに使わず、スコップで手掘りという部隊もあったのです。「どうして?」と不思議でしたが理由がわかりました。

◆建築機械免許を持つ予備自衛官が派遣志願

 今回の災害派遣には、常勤の自衛官だけでなく、多くの予備自衛官たちも参加しました。予備自衛官は非常勤の自衛官で、普段は別の仕事をしています。年間所定日数の訓練を受けて自衛官としての能力を維持しつつ、イザと言う時には自衛隊に組み込まれ自衛官として災害対処や治安維持、防衛の任につく人達です。

「災害派遣の自衛隊員、免許があっても重機を使うのはNG!? 足かせとなる陸上自衛隊の制度」のコメント一覧 1

  • dan 通報

    コンプライアンスが動脈硬化を起こしたか。 自衛隊は現行法の範囲でしか行動することしか出来ない。 安倍政権もこれは認識しており様々な事態を想定して「法律の適用除外する法律」を作っている。

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