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進むバスツアー高級化 制度変更に揺れる業界、売りにできなくなった「安さ」

2016年6月5日 15時23分 (2016年6月9日 11時05分 更新)

バスツアーズが「究極のバス旅行」を目指し導入する、水戸岡鋭治さんデザインの新型バス「YUI PRIMA」(画像出典:神姫バスツアーズ)。

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神姫バスツアーズが新しいツアーブランド「真結」を立ち上げ、2016年10月から「究極のバス旅行」を実施すると発表するなど、現在、バスツアーの高級化が進んでいます。その背景には、規制緩和や制度の変更に揺れるバスツアー業界の姿がありました。

6泊7日で1人30万円程度

 神姫バスツアーズ(兵庫県姫路市)が2016年5月20日(金)、新しいツアーブランド「真結(ゆい)」を立ち上げ、今年10月から「究極のバス旅行」を提供する計画を発表しました。同社は、兵庫県南部を中心に路線バスや高速乗合バスを運行する神姫バスのグループ会社です。

 この「究極のバス旅行」のため導入されるバス車両「YUI PRIMA(ゆい プリマ)」のデザインは、JR九州の豪華クルーズトレイン「ななつ星in九州」などを手がけた水戸岡鋭治さんが担当。三菱ふそうトラック・バス製のスーパーハイデッカーバスを2両導入し、車内にはバスではまだ珍しいという温水洗浄便座付きのトイレが備えられます。

 1両あたりの座席数は、2人席が2列で並ぶ一般的な高速乗合バスはトイレ付き車両で40席程度ですが、この「真結」は、1人席と2人席の組み合わせが6列で18席しかありません。座席の足下には収納ボックスも用意され、手持ちのバッグなどを床に置く必要がないよう配慮したとのこと。また「添乗員」でも「バスガイドでもない」という「アテンダント」が乗務するほか、車内のサービスコーナーでは飲み物や軽食を用意。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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