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「ソニーらしさ」とは機能と感性の両立にあり――平井一夫(ソニー社長)

2016年12月7日 11時30分 (2016年12月21日 08時55分 更新)

(ひらい・かずお)1960年生まれ。84年国際基督教大学教養学部を卒業しCBS・ソニー(現ソニー・ミュージックエンタテインメント)入社。2006年ソニー・コンピュータエンタテインメント社長。11年ソニー副社長となり、12年社長に就任した。

 70周年を迎えたソニー平井一夫氏はその10代目の社長となる。就任からしばらくは茨の道が続いていたが、ようやく明るさが見え始めた。ソニーを変えるために何をしてきたのか。復活への道筋はどこまできているのか。そして「ソニーらしさ」とは何か。平井一夫社長に聞いた。

来期5千億円の営業利益に自信あり

―― 今年ソニーは70周年を迎えました。

平井 社員にもよく言うのですが、いい時もあれば悪い時もありましたが、会社として70年間続いたということは、商品やサービスを利用し評価していただくお客さまや、株主の方々、サプライヤーなどのビジネスパートナー、リテーラーやディーラーの皆さん、それにメディアの人たちなど、ありとあらゆるステークホルダーの皆さんのお陰です。それに対して感謝の気持ちを持たなければいけない。社員にもう一つ言っているのは、毎日仕事ができるのは、サポートしてくれる家族や、パートナー、場合によってはお友達、親戚のお陰です。ですからキーワードは「感謝」。これを忘れてはならないし、それがこれからのソニーの原動力になっていきます。

―― 数年前まで苦境に喘いでいたソニーですが、最近は復調してきました。でも、先日発表した中間決算は円高もあって減収減益。通期見通しも下方修正し、営業利益は2700億円の見込みです。ソニーは昨年発表した中期経営計画で、2018年3月期に営業利益5千億円を掲げています。これを達成するには今期の2700億円を1年間で倍にする必要があります。

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