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ヒートショックに注意!入浴中事故死の9割は高齢者、12月~2月に急増。脱衣所・お風呂の暖房等の対策を

2017年1月18日 11時06分 (2017年1月26日 10時54分 更新)

入浴中の事故死数は推計で年間1万9,000人


1年で最も気温が低くなる1月を迎えた。寒い日こそ、風呂にゆっくりと浸かって体を温めたいと思う人も多いだろう。入浴は体を清潔にするだけではなく、リラックスや疲れをとる効果もあるが、12月から2月の冬時期は特に注意が必要だ。

厚生労働省の人口動態統計によれば、2014年の自宅の浴槽での溺死者数は4,866人と、10年間で7割増加したという。そのうちの9割が65歳以上の高齢者であり、75歳以上は3,533人と7割を占める。「東京都23区における入浴中の事故死」によれば、事故が増えるのは12月から2月の冬。最も少ないのが8月の30人、最も多いのが1月の206人であることから、寒い脱衣所などと風呂との間の気温差によるヒートショックの影響を受けていると思われる。
なお、厚生労働省の調査によれば、救急車で運ばれた患者数から推計した入浴中の事故死の数は年間約1万9,000人とされている。(死因が溺水以外の疾病等と判断されたものを含む)2015年の交通事故での死亡者数が4,117人であるから、4倍以上の人が入浴中の事故により死亡していることになる。



ヒートショックの詳細を理解していない人が4割


ヒートショックは、急激な温度差によって体に起こる影響のことで、血圧変動により脳梗塞や心筋梗塞を引き起こす可能性がある。このヒートショックという言葉の認知率だが、リンナイの『「入浴習慣」と「入浴時のヒートショック」に関する意識調査』によれば、「ヒートショック」という言葉を聞いたことがある人は70%と、おおむねの人が名称は知っているようである。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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