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シャッター商店街にともる暮らしの灯り。「アーケードハウス」から見る商店街リバイバルの可能性

2017年4月10日 11時05分 (2017年4月19日 10時54分 更新)

リノベーション・オブ・ザ・イヤー2016総合グランプリを受賞した「アーケードハウス」


4回目を迎えたリノベーション・オブ・ザ・イヤー。年々応募数が増え、2016年は161もの応募作品があった。ノミネート作品には、全体的に施主個人の想いの実現プラスアルファの「社会的課題の解決」が込められた好事例が多く、選考過程では大いに審査員を悩ませたようだ。
その中で、審査員の満場一致という異例の高評価で総合グランプリに選ばれたのが「アーケードハウス」である。商店街の中の長期間空いていた2階店舗部分を、住宅にリノベーションした実例だ。

審査員のコメントを読むと、受賞理由は以下のように語られている。

「衰退した商店街で空き家になった店舗を、『店』からではなく『住』から再生させるというのは、これまで誰も考えなかったアイデアである。このような灯りが商店街に連なり、すなわち商店街に再び人が住むようになれば、路面の「商」も昔とは違った形に再生するのではないだろうか。LDKの大きなガラス面から見下ろす街の、まだ見ぬ未来の予感にわくわくした。」(審査委員長 島原万丈氏)

今回、どのようにしてアーケードハウスが誕生したのかを株式会社タムタムデザインの田村晟一朗さんに話を伺ってきた。



部屋に光と機能性をもたらしたインナーバルコニー


2015年の2月、タムタムデザインのホームページを通してこの案件が舞い込んできた。
以前は店舗用として貸し出していた建物の2階部分が空いているので、ここに住みたいというリノベーションの相談だ。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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