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緑のカーテンの実際の効果、スダレとの比較は?~「緑のカーテンによる生活環境改善手法に関する研究」

2017年6月6日 11時06分 (2017年6月14日 10時54分 更新)

緑のカーテンの効果は?


夏がやってくると、日差しをやわらげるために住宅のベランダや小学校の窓辺などでゴーヤやアサガオなどを育てる「緑のカーテン」をよく見かける。
東日本大震災以降、節電対策として全国で注目が集まり、各地で緑のカーテンの生育が促進される動きが見られた。国土交通省の調査によれば、平成24年度に公共施設への設置や広報など、緑のカーテンに取組む地方公共団体の数は369団体と、前年度の231団体と比較して約1.6倍に増加したという。

緑のカーテンの実際の効果について、2017年3月29日の国立研究開発法人 建築研究所が「緑のカーテンによる生活環境改善手法に関する研究」を発表した。UR都市機構と協力し、集合住宅での効果を検証するというものだ。この結果から一部を抜粋してご紹介したい。



緑のカーテンの設置面積の増加に伴い室温は低下


建築研究所は、UR都市機構と協力し団地のベランダに緑のカーテンを設置したときと、スダレを設置したとき、また何も設置していない状態での室温の違いを比較した。さらに、緑のカーテンの設置量を変えた調査もしている。プランター2個で概ね幅90センチ、高さ2メートルの緑のカーテンが育ち、引き戸の半分の日射が遮断される。プランター4個で引き戸全面が、プランター6個で引き戸と壁が遮断された状況で検証した。

検証期間中の8月晴天の日、窓や戸を全て締め切った状態で測定した結果、緑のカーテンの設置面積が大きいほど、室内温度が低下した。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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