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佐賀「わいわい!!コンテナ」プロジェクト〜街なかの空き地で挑む都市再生手法とは〜

2017年8月2日 11時07分 (2017年8月10日 10時54分 更新)

街なかに増える虫食い状の駐車場と空き店舗


地方都市の中心市街地の空き家・空き地で、真っ先に行われる活用方法は時間貸しの「駐車場」にすることだ。
初期コストが安く、運営の手間もリスクも少ないため、固定資産税をカバーしてさらに収益を上げるには最適な方法なのかもしれない。
また、地方都市の多くは車社会である。車を駐めることができれば、その周りの店が栄えると信じられていた。確かに商業施設の近くに「駐車場がある」というのは施設側にとって集客ツールになるほか、市民にとっての利便性も高い。

しかし、その結果起きたのは更なる空き店舗の増加や、それによる商店街自体の衰退だった。
車は通り抜けるだけで、通りに「人」は呼び込まない。商店街はさらに寂れ、残るのは、駐車場ばかりの虫食い状の市街地と、夜の飲み屋街だ。昼間の人通りがほとんどない様子は、閑散として寂しい街という印象を与え、飲み屋と駐車場だけでは、街の安全性や安心は担保できない。そういった街なかにわざわざ足を運びたい・住みたいとは思えないだろう。ますます閑散としてゆく悪循環だ。
放っておくと駐車場だらけになってしまう状況を打破し、なんとか昼の街の賑わいを取り戻すことはできないか…。

今回は、中心市街地の空き地をなんと「原っぱ」にして、街を元気にしている事例、佐賀市呉服元町の「わいわい!!コンテナ2」を訪れた。
2011年6月から2012年1月の期間限定の社会実験「わいわい!!コンテナ」プロジェクトを経て、2012年6月から「わいわい!!コンテナ2」による社会実験が今もなお続いている。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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