0

佐久島の黒壁集落を守る「黒壁運動」と『大葉邸』を蘇らせたアートとボランティアの力

2017年9月6日 11時05分 (2017年9月15日 10時55分 更新)

「三河湾の黒真珠」黒壁集落の景観を守る


「三河・佐久島アートプラン21」の成功で、"アートに出会う島"として人気が定着した佐久島。
実はもうひとつの呼び名があることをご存知だろうか。

「三河湾の黒真珠」―。

「主に、島の西部にある黒壁集落をギリシャ・ミコノス島の"エーゲ海に浮かぶ白い宝石"に対比させた言葉で、名古屋市立大学芸術工学部部長・瀬口哲夫教授がつけたキャッチフレーズです」と教えてくれたのは西尾市佐久島振興課・山下桂さん。

黒い板壁に囲まれた家並みは島固有の景観として評価され、「島の宝として次世代に引き継いでいきたい、活かしていきたい『島の宝100景』(国土交通省2009年選定)」にも選ばれ、同年、「にほんの里100選(※)」にも選ばれた。

黒壁集落の景観を守るための取り組みについて、山下さんと島民の有志が集まる「島を美しくつくる会」(通称:つくる会)会長の鈴木喜代司さんに聞いた。


※朝日新聞社、公益財団法人森林文化協会主催。映画監督山田洋次氏が委員長を務めている



島固有の財産を守るため「黒壁運動」をスタート


「もともと船底にぬる塗料として使っていたコールタールを、家の外壁に塗って、潮風から家を守っていたんです。佐久島は地形的に西のほうが小高くなっていて、東に比べると台風の影響を受けにくかったこともあり、今でも西地区には多くの黒壁の家が残っています」と鈴木さん。

コールタールとは石炭を乾留する過程でできるもので、ドロッとした黒い液体。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!