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古い歩道橋、架け替えではなく撤去のワケ 時を経てお荷物に? 維持管理に知恵絞る自治体

2017年9月23日 14時10分 (2017年9月28日 06時17分 更新)

古くなった歩道橋を架け替えることなく、撤去する動きがあります。一方で、残すべきものについてはより効率的に維持管理を行うため、自治体は知恵を絞っています。

歩道橋が「バリア」に

 歩道橋は全国におよそ1万1500橋あります。国土交通省の「道路統計年報」によると、その数は2009(平成21)年から2015年までの5年間で多少の増減はあるものの、ほぼ横ばい。新しい道路の開通にともなって新設された歩道橋がある一方で、古いものについて、架け替えではなく撤去されていると推測されます。実際、歩道橋が老朽化にともない撤去されて横断歩道に変わったという話は、最近よく耳にします。


老朽化した歩道橋のイメージ(画像:写真AC)。

 歩道橋は新設される一方で、なぜ架け替えではなく撤去されているのでしょうか。たとえば京都市では、2015年に市が管理する40橋のうち18橋を撤去の対象に選定し、順次着手しているといいます。同市建設局に話を聞きました。

――歩道橋をなぜ撤去するのでしょうか?

 当市が管理する横断歩道橋の多くは昭和40年代から50年代にかけて整備されたもので、経年による老朽化や景観上の問題のほか、お年寄りやベビーカーを利用される方にとって歩道橋そのものが「バリア」となっているという側面があります。人と公共交通を優先する「歩くまち京都」を目指す事業のひとつとして、個々の歩道橋のありかたを見直し、不要と判断したものについて撤去を進めています。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 8

  • 匿名さん 通報

    設計寿命30年としたら30年先を考えて架け替え費用を積み立てておけばいいのだが、税法がそれを許さない。

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  • A.A. 通報

    人に優しい社会に歩道橋は似合わない。特に雨の日には老人障がい者とって地獄。運転手が気を使ってくれればよいのだが。ついでにJRの跨線橋も地獄。昔のように踏切式にならないかなあ。

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  • 匿名さん 通報

    昭和40年代といえば日本が車社会に入る時代。公共交通をやめて、道路には歩道橋を付けて、たくさん車を走らせるようにした。その反省があってもいい時代になったと思う。

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  • 匿名さん 通報

    作ったころは必要性があった、寿命となった今は無くてもやっていけるようになった。ちょうど潮時だったんだよ

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  • 匿名さん 通報

    歩道橋は登り降りが苦痛?地下道は痴漢が怖い。横断歩道は時間内に渡り切れない。相手に気を遣うことを求めるのは身勝手。

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