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インド製薬界の富豪、長者番付でランクダウン多数 資産3割減も

2017年10月7日 17時00分 (2017年10月9日 12時46分 更新)
インドの後発医薬品メーカー最大手、サン・ファーマシューティカル・インダストリーズ(Sun Pharmaceutical Industries、サン・ファーマ)の創業者ディリップ・サングビは2014年、鉄鋼世界最大手アルセロール・ミタルのラクシュミ・ミタル最高経営責任者(CEO)を抜いてインド第2位の富豪となった。

サングビは製造工程で問題が相次いでいた同業のランバクシー・ラボラトリーズ(Ranbaxy Laboratories)を親会社の第一三共から40億ドル(約4510億円)で買い取り、ランキング上位に躍り出た。当時はインドの製薬業界全体が、過去に例のないペースで富豪を生み出していた。

だが、10月4日に公開された2017年の「インドの富豪ランキング」で最も大幅に資産を減らしたのは、そのサングビだった。保有資産は前年比25%以上のマイナスとなり、3年連続で2位だった順位は今回、9位となった。

今年4~6月期のサン・ファーマの売上高は、前年同期比23%の減少を記録。理由の一つとしては、同社にとって最大の市場である米国で、後発(ジェネリック)医薬品の価格抑制に向けた動きが出始めたことが挙げられている。

インド後発医薬品業界の問題点

サン・ファーマとっての悩みの種は、インドの同業各社に共通したものでもある。医薬品の品質に関する問題を抱えると同時に、輸出市場での競争の激化にも直面しているのだ。

株式市場が全体的に好調な一方、製薬株は前回のインドの富豪ランキング発表時以降、17%近く下落した。

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