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複数持っている銀行口座、一つにまとめたほうが良い?

2017年10月10日 14時30分 (2017年10月13日 06時11分 更新)

読者の皆さんから頂いた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナー(FP)が答えるFPの相談シリーズ。今回は、プロのFPとして活躍する深野康彦(ふかの・やすひこ)氏が読者の悩みにお答えします。

会社の給与振込みの都合などで数箇所に口座を持っていますが、一つにした方がよいのでしょうか?
(男性・40代前半独身)


ペイオフの観点では分ける必要なし

深野:ご質問から察すると複数の銀行に口座を開設しているようで、一つにまとめた方がいいのか、迷われているようですね。結論から言えば、一つの銀行に集中させるのは控え、2つから3つの銀行口座を保有するのが実際的かと思われます。その理由を述べることにしましょう。

近年、銀行が破綻することがないことから取り上げられることが少ないペイオフ制度。いわゆる預金保険制度による私たちの預金保護のことですが、万一、銀行が破綻した場合には、一人1金融機関当たり元本1000万円とその利息額までが保護の対象になります。

預金額が1000万円以内であれば、ペイオフを気にされる必要はまったくありませんが、仮に1000万円を超える預金があったとしても、1000万円を超える部分を「決済用預金」に入れておけば全額保護されることになります。

たとえば、2000万円預金がある場合、1000万円を定期預金、1000万円を決済用預金に預けておけば、2000万円が保護されることになります。ただし、決済用預金には利息はまったくつきません。現在のような低金利局面であれば、利息が付かなくても大きな損失にはなりませんが、将来金利が上昇した場合には、決済用預金に多額のお金を預けておくと損失を被ることになります。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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