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神戸製鋼所、2018年3月期は最終赤字の可能性も

2017年10月31日 17時00分 (2017年11月9日 13時18分 更新)

 データ偽装の(株)神戸製鋼所(TSR企業コード:660018152、兵庫県、東証1部)は10月30日、2018年3月期第2四半期決算を発表した。
 東京オリンピックに向け鉄鋼部門が好調だったことに加え、自動車の軽量化ニーズからアルミ・銅部門も伸張し、連結売上高(2017年4-9月累計)は9,070億円(前年同期比11.3%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は393億円(同857.6%増)だった。

会見する梅原副社長

会見する梅原副社長 2017年4-9月連結業績は堅調

 主要扱い品の状況は、2017年4-9月累計の粗鋼生産(単体)は394万トン(前年同期比2.6%増)、販売数量は304万トン(同4.1%増)だった。販売単価は、81.5千円/トン(同13.5%増)で、造船向けは苦戦したが、建設ラッシュで国内向けが好調だった。
 アルミ・銅は、アルミ圧延品(単体)の販売数量が19万3千トン(同3.5%増)、銅板条(単体)が3万トン(同13.5%増)に対し、銅管(連結)は4万2千トン(同8.0%減)と苦戦。自動車や半導体向けは好調をキープした。

2017年度通期の最終損益「見通せない」

 2017年度通期の連結業績は、売上高1兆8,800億円(前期実績比10.9%増)、経常利益500億円(前期は191億円の赤字)との見込みを公表した。今回のデータ偽装に伴い、品質管理の適正化に伴う不良率増加のコストアップ、不適合品の処分費用などで約100億円の経常利益の押し下げを織りこんでいる。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 2

  • 匿名さん 通報

    というより、まともな検査したら万年赤字企業になるでしょ。

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  • 匿名さん 通報

    不正する会社が1年の赤字で済む訳が無いだろう? 新日本に吸収して貰って神鋼の社名を消すしか無いな。 幹部は山一証券の末路に続け… !

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