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絞りの町「有松」に新名所。築170年の旧家をクラウドファンディングでカフェ&バルとして再生!

2017年11月3日 11時00分 (2017年11月11日 10時55分 更新)

有松絞り開祖ゆかりの旧家を、カフェ&バルとして再生させた理由とは?


名古屋市緑区有松は、「有松鳴海絞」の職人文化が残る町。江戸時代、参勤交代で東海道を往復する諸国の大名が国への土産として反物や手ぬぐいを買い求めたことから、「有松鳴海絞」の名が全国的に知られるようになった。街道沿いに江戸時代の町家が建ち並ぶ町並みは、地元の活動が実り、2016年文化庁より「重伝建(重要伝統的建造物群)」に指定されている。

江戸時代の面影を残す有松のなかでも、ひときわ存在感を放つのが「竹田家」の建物。有松絞りの開祖・竹田庄九郎の分家筋にあたる「竹田嘉兵衛商店」が、築200年以上建つこの町家で有松鳴海絞の店を営んでいる。庭園にある茶室は徳川14代将軍家茂も訪れたというほど、歴史的な価値の高い建物だ。

この「竹田家」のはなれだった空き家が2017年2月、クラウドファンディング等の活用により「カフェ&バル庄九郎」として再生された。活動のキーマンは、竹田嘉兵衛の子孫である中村俶子なかむらよしこ)さん。
「所有されていた方が手放すことになり、竹田家に戻ってくることになったのがきっかけです。名古屋市から残してほしいという要望があり、私も貴重な文化を継承したいという思いが強くありました。そこでただ保存するだけでなく、周囲の皆さんからお声を聞いて『カフェ』として活用することに決めたのです」

有松を代表する商家に生まれ、町並み保存の旗振り役を務めた父の背中を見て育った中村さん。

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