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高断熱窓への改修に東京都が助成金。その内容と申込時の注意点は?

2017年11月13日 11時05分 (2017年11月18日 21時15分 更新)

高断熱窓への改修に対して東京都が助成事業を開始


省エネ・節電という言葉が市民権を得て久しい。特に東日本大震災後は実際に行動に移している人も多いだろう。

ところが我が国のエネルギー消費は減る兆しがない。なかでも家庭部門の消費の伸びは著しく、1973年の石油ショックから2011年までに2.1倍となっている。工場などの産業用は0.9倍と減少しているので足を引っ張っている状態だ。
家庭のエネルギー消費の内訳は下の図で分かるように照明、給湯、冷暖房でそれぞれ約3割ずつとなっている。この3つの用途の中でも冷暖房費の軽減に着手すればお財布や地球環境にやさしいだけでなく、エアコンの風が苦手な人などはより快適な暮らしが実現できる。その一つの方法が、エコサッシやエコガラスをはじめとする「高断熱窓」への改修だ。

そのような中、現在東京都では、都内の既存住宅に設置されている窓を高断熱窓に改修する所有者や管理組合に対し、最大で50万円の補助金を出す助成事業を行っている。



費用対効果の高い窓の高断熱化


そもそもなぜ高断熱窓への改修が冷暖房費の軽減につながるのかを説明しよう。
平成4年省エネルギー基準で建てた住宅をモデルとすると、窓は1枚ガラス、いわゆる単板ガラスになる。このモデル住宅で冷暖房を行った場合、建物全体の中で窓から出入りする熱の割合は次のようになる。

冬の暖房時の熱が窓から出ていく割合 ⇒ 48%
夏の冷房時(昼)に窓から熱が入る割合 ⇒ 71%

この割合は屋根や外壁など他の部位に比べて著しく高い。

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