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顧客優先か労務管理優先か? ハイラックス復活の背景

2017年11月20日 06時30分 (2017年11月21日 06時31分 更新)

13年ぶりに国内に復帰したハイラックス。グローバル化の激流と国内需要の間に挟まれたトヨタの苦悩が見える

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 10月16日、トヨタ自動車は2004年に国内販売を打ち切って以来、13年ぶりにハイラックスの販売を再開した。同型の車両はすでに15年からタイで生産が始まっており、日本市場へは2年遅れの投入となる。

 さて、特別な興味を持って追いかけていた人は別として、世間一般には国内再投入の理由はおろか、そもそもなぜハイラックスの国内販売が中止されたのかすら知らないだろう。

●押し寄せるグローバル化

 トヨタの説明によれば、この種のピックアップトラックは「国際的に見ればどのメーカーのクルマもほぼミリ単位で同じサイズ」なのだと言う。新しいハイラックスは、全幅1855mm、全長5335mmとなっているが、フォード・レンジャー、いすゞDマックス、フォルクスワーゲン・アマロック、メルセデスベンツXクラスと言った競合車は皆このサイズになっている。それがピックアップトラックのグローバルスタンダードというわけだ。

 ところが、日本のマーケットでは事情が違う。この種のトラックに求められるのはいわゆる4ナンバー枠に収まることだ。ということは全幅1700mm、全長4700mmに収まらなくてはならない。現実には多少のサイズオーバーはあったのだが、それでも本質的には、2世代前、つまり6代目まで国内に投入されていたハイラックスは、国内専用の特殊な小型サイズであり、グローバルに見れば、ピックアップトラックとしては極めて特殊なモデルだったことになる。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメント 3

  • 匿名さん 通報

    懐かしい、ハイラックス。でも私はテラノを買った。

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  • 匿名さん 通報

    中東の某帝国軍ご用達の戦闘車輌baseですね、アチラの方々に絶大な信頼を得ているとっても優秀な車ですw

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  • 匿名さん 通報

    そもそも全幅1700mmってもう25年以上守られていない。最初は見た目の話だったが、そのうちサイドドアインパクトビームで乗員を守らなきゃいけないから横幅は必然的に広くなる。

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