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英王室の価値は9兆円以上、「活動は英国のPRキャンペーン」

2017年11月24日 17時30分 (2017年11月26日 14時46分 更新)
エリザベス女王とフィリップ殿下が結婚70 周年を迎えた英国で先ごろ、王室の資本価値は推計およそ675億ポンド(約880億ドル、9兆8000億円)とする報告書が発表された。英王室が自国にもたらす経済的利益は今年、18億ポンド(約2660億円)近くに上る見通しだ。

同国のコンサルティング会社、ブランド・ファイナンスは毎年、王室の資本価値(英国経済にとっての商業的価値)を推計、金額を公表している。また、報告書は王室所有の有形資産が生み出す価値だけではなく、その「ブランド」の影響力をはじめとした無形のものによる貢献も考慮し、同国にもたらされる経済的利益を割り出している。

ただし、資本価値には女王とその親族であるウィンザー家が英国民として個人的に保有する資産そのものの価値は含まれていない。また、先ごろバミューダ諸島にある法律事務所から流出した「パラダイス文書」には、各国の企業名とともに女王の名前が記載されていたが、節税のためにオフショア口座を使うことは、法的に問題のあることではない。

より高価値な「英王室」というブランド

バッキンガム宮殿、王室所蔵の芸術作品や宝飾品、ランカスターとコーンウォールの公領といった王室が所有する有形財産の価値は、約330億ドル(248億ポンド)に上る。だが、報告書によれば英国経済により大きな経済的利益をもたらしているのは、王室のブランド力だ。ブランド・ファイナンスの最高経営責任者(CEO)はロイター通信の取材に対し、「王室は英国の大規模なPRキャンペーンを行う組織のようなもの」だと説明している。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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