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まるでジブリの世界 「中庭アパルトメント」の美と機能【名物賃貸におじゃまします(1)】

2017年11月30日 08時00分 (2017年12月14日 19時04分 更新)

日本のマンションはどうして似たようなデザイン、構造なんだろう。そう考えている人は案外多いのではないでしょうか。しかし、よく探してみれば日本にも、そんな先入観を吹き飛ばす個性的な集合住宅が見つかります。その一つが、中庭をデザインのカギにした集合住宅。今、静かな人気を集めています。【連載】名物賃貸におじゃまします
斬新なデザインや仕掛けをしている賃貸住宅=名物賃貸を毎月紹介する連載です。

一見するだけでは分からない中庭の効果

東京・中央線の高円寺駅界隈(杉並区)は、商店街と静かな住宅地がほどよく混在する街。中央線沿線はもともと作家、漫画家、演劇関係者などが多く住むエリアと言われていますが、高円寺も例外ではなく、庶民的なにぎわいと文化の香りのする街です。

この街に中庭を特色とする集合住宅があると聞き、訪ねてみました。設計したのは、地元の建築家で、アトリエボーヌ(ATELIER BEAUNE/丸山保博建築研究所)を経営する丸山保博さん。丸山さんは「中庭アパルトメント」と名付けた中庭を配置した集合住宅をいくつも設計、2004年には、杉並「まち」デザイン賞を受賞しています。

代表的な作品の一つが、「カーサ・デ・アトリオ」。建物脇の通路を通って中へ進んでみましょう。

ありました! そう、これが中庭アパルトメント!

【画像1】「カーサ・デ・アトリオ」の中庭。上部からの光が明るく、開放感がある(写真撮影/織田孝一)

石畳の通路、その両側には植栽、そして全10部屋すべてがこの中庭に面しています。

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