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お歳暮はいつ始まった?お歳暮の歴史とマナーを知ろう

2017年12月6日 11時05分 (2017年12月11日 22時55分 更新)

年に2回贈る日本人の一年を半分に分ける慣習


お世話になった人にお礼の贈り物をする風習は世界中にあるが、日本人は、年に夏と年末の2回、日ごろの感謝を込めて贈り物をする。それがお中元とお歳暮だ。

お中元は中国の「三元」と関係があると言われている。三元は道教の行事で、上元は福を与えてくれる天官賜福大帝が司るとされる旧暦1月15日、中元は罪を赦す神である地官赦罪大帝の縁日である旧暦7月15日、そして下元は厄を祓ってくださる水官解厄大帝の縁日で、旧暦10月15日のこと。このうち中元の風習が日本に入り、お盆やお中元となったとされるが、もともと日本には夏と冬に贈り物をする風習があった。だから、正確に言えば、日本の夏の贈り物の風習と、中国の中元が習合したわけだ。

では、なぜ日本人は夏と冬に贈り物をしていたのだろう。そもそも日本は一年を半分に分けて、同じような行事を繰り返しながら生活を成り立たせていた。たとえば、半年が終わる6月30日には、神社で夏越の大祓が行われる。これは「茅(ち)の輪」とよばれるチガヤで作った大きな環をくぐり、半年間の罪ケガレを祓うものだ。そして大晦日には、人型に罪ケガレを移してお焚き上げをする。様式は違うが、半年の終盤ごとに、身についた罪やケガレを祓ってきたことがわかるだろう。

また、夏には先祖の精霊を迎え入れる儀式として盆踊りが開催されるが、南北朝時代ごろまでは、大みそかにも先祖迎えの踊りが踊られていたらしい。

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