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ナイキNY旗艦店、トランプ所有物件から転出へ 19年春に新設

2017年12月7日 17時00分 (2017年12月9日 14時46分 更新)
ドナルド・トランプ米大統領が築いてきた不動産帝国が、最も重要なテナントの一つを失うことになる。米スポーツ用品大手ナイキは12月4日、トランプがニューヨークの6東57丁目に所有する物件との賃貸契約期間が終了する来春以降、何区画か離れた別の物件に「ナイキタウン」を移転すると発表した。

オフィス物件を中心に不動産管理・開発などを手掛けるSLグリーン・リアルティはすでに昨年12月、5番街にある物件についてナイキと15年間の賃貸借契約を結んだことを明らかにしている。

「ナイキタウン」が入居するビルは、トランプ・オーガナイゼーションが所有する商業物件のポートフォリオのうち、テナント一社が占有する面積としては最大(約6040平方メートル)。トランプ・オーガナイゼーションは今後、5番街のトランプタワーに隣接するこのビルへの新たな入居者を探さなければならない。

この物件の価値は現在、フォーブスの推計ではおよそ2億5300万ドル(約284億5800万円)。ただし、アマゾンをはじめとする電子商取引大手が年々業績を伸ばすなか、ニューヨーク中心部の事業用物件は価値の下落が続いている。

マンハッタンの不動産仲介業者、マーカス&ミリチャップの関係者はナイキに代わる新たなテナントについて、「これほどの売り場面積を必要とするのは百貨店くらいだろう」と述べている。

さらに、「ハロッズならその可能性はあるかもしれないが、店舗を拡大したい百貨店があるとは思えない。
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