0

なぜ"不良の中学生"はモテなくなったのか

2017年12月8日 09時15分 (2017年12月13日 11時41分 更新)
中学生では「不良」がモテなくなっている――。博報堂生活総研が子ども(小4~中2)を対象に調査した結果、「学校へ行くのがいや」「校則に従うのがはずかしい」と回答した子どもが過去20年間で最低になった。いま女子にモテるのは「やさしくて、清潔で、頭の良い子」だという。変化の原因はなにか。博報堂生活総研の酒井崇匡上席研究員が考察する――。(第1回)
■どんな子が女子にモテるんですか?
博報堂生活総合研究所は今年、子ども(小4~中2)を対象とした大規模調査「子ども調査2017」を実施しました。この調査は20年前の1997年から同じ調査設計、項目で実施されている長期時系列データ(ロングデータ)です。この連載では、ロングデータの分析から見えてくる20年間で起こった子どもたちの変化と、同時に実施した家庭訪問調査や小中学校の先生などへの取材から、今、子どもたちに生まれている新しい価値観や生活行動について解説していきます。
「今の子どもたちにとって、不良はもうモテの対象じゃありません」
これは、ある中学校の先生がおっしゃっていた言葉です。学校の先生や子育て中のお母さん、大学生の皆さん達と「子ども調査」の結果を分析していたとき、この一言が出てきました。
「じゃ、例えば男子だったら、どんな子が女子にモテるんですか?」と聞くと、「“逃げ恥”の星野源のような、やさしくて、清潔で、頭の良い子」という答えでした。
私は1982年生まれで、子どもの頃、周囲には「不良」と呼ばれる人たちがたくさんいました。
コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!