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「インスタ映え」より心に響く「ストーリージェニック」の可能性

2018年1月5日 17時30分 (2018年1月7日 14時46分 更新)
一目見ただけで、たくさんの「いいね!」を集められるか──モノの価値を「インスタ映え」するかどうかで、判断するスタイルも、もはやお馴染みに。

そんな今だからこそ、モノの見た目には表れない「ストーリー」に目を向けよう。そうすることで、見えてくる「ストーリー映え」するモノが持つ「ある特徴」とは?

最近は「インスタ映え」という言葉も食傷気味。飾り付けられたパンケーキやかわいい子猫に罪はないが、そろそろそういうのは結構という方も多いのではないかと思う。個人的には、見た目は普通でも、その奥にあるストーリーによって価値の高められた「ストーリー映え」するモノに惹かれている。今回、これを「ストーリージェニック」と呼んでみることにした。

写真におけるエフェクトやライティングと同じく、ある種のストーリーもモノの価値を底上げ=盛ってくれる。時には質素なモノすらとてつもなく素晴らしく感じさせることもあり、それをこの国では「わびさび」と呼び、大事にしてきた。

わびさびの神様、千利休に「一輪の朝顔」という有名な話がある。秀吉を屋敷に迎えた際、利休は庭に咲いているすべての朝顔を切り落とし、茶室のたった一輪の朝顔を引き立てたという。一輪しかない朝顔はインスタジェニックではないけれど、めちゃくちゃストーリージェニックである。

もし利休がインスタ映えを狙っていたら、見渡す限り朝顔で埋め尽くしたことだろう。利休の時代から450年ーストーリージェニックな3つの事例を、ご紹介しよう。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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