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20代の投資術:総資産800万円、私の“次の一手”は?

2018年1月14日 18時00分 (2018年1月17日 18時11分 更新)

読者のみなさんからいただいた家計や保険、ローンなど、お金の悩みにプロのファイナンシャルプランナーが答えるFPの家計相談シリーズ。今回は内藤忍氏がお答えします。

資産の中の現預金の割合が多いように感じています。今後、物価が上昇する可能性が高いことや、まだ20代なのでもう少しリスクを取ってリターンの大きい資産に投資したいと考えています。具体的にどのような手段が考えられるでしょうか? また相対的に日本円の価値が下がっているように感じることから外国通貨の預金に興味を持っていますが、どのような投資方法があるかをよく理解できていません。すでに以下を始めています。アドバイスをください。

【現在の投資状況】
・10年以上の中長期的な資産形成として、ノーロードの積立投資信託に毎月5万円を投資しています。今は新興国株式や先進国株式の比率を比較的高めに設定したポートフォリオを組んでいます。
・短期的な資産形成として日本株式投資を始めましたが、まだまだ勉強中で利益を得るにはいたっていません。
・年金(確定拠出年金など)を除く資産の割合:総額約800万円
・預金(日本円):88%
・日本株式:2%
投資信託:10%
・昨年は150万円程度の黒字会計でしたが、今後も同じ水準を保てるかどうかは不透明です。NISA口座はまだ開設していません。
(20代 既婚 女性)

内藤ご質問ありがとうございます。


まずは理想のポートフォリオを

まだ20代ということで、資産規模も勘案すればリスク許容度はかなり高いと思いますが、現状のアセットアロケーションは円の低リスク資産に集中しており、適切な資産配分とは言えないと思います。

積立で5万円を投資しても、年間ではわずか60万円ですから資産配分の変化には時間がかかりすぎます。

まずは自分の理想のポートフォリオを作成することから始めるべきだと思います。明確な目標設定をすることによって、今なにをすべきかが見えてくるのです。


外貨資産の割合はどうする?

資産運用で最初に考えたいのは、外貨資産の保有割合です。ご認識されているように外貨資産をもっと増やすべきと言えますが、その比率をどのように決めるかに結論はありません。

ただし、円安になるか円高になるかわからないとしても、資産の半分を外貨で保有することで、どちらに転んでも大きな失敗にはつながりません。

現状のような円資産偏重の場合は、円安のリスクを常に大きく取っているということになります。


6つの資産で考える

次に株式資産と債券資産の比率を考えます。株式資産は株価上昇の恩恵を受けますが、元本のリスクが高くなります。逆に債券資産は元本の安全性は高いですが、リターンが低く守りの資産と言えます。

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