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大阪市大正区「ヨリドコ大正メイキン」。取り壊し寸前の長屋がシェアアトリエ+住居+店舗に

2018年1月31日 11時07分 (2018年2月7日 10時55分 更新)

取り壊されるはずだった長屋


大阪市大正区は下町の風情や人情の残る地域だが、高齢化が進み、空き家も増えているため、Iターン、Uターン住人の誘致の試みが進められている。

その一つとして、長屋の空き室を利用してコミュニティ作りに取り組むシェアハウス「ヨリドコ 大正メイキン」が、11月に一部クラウドファンディングの支援なども受けて誕生した。1階は工房スペースと店舗スペース、そして2階は、工房を使用するクリエイターが居住できる住居スペースというユニークな作りで、「運営側が使い方のプランニングに最初から参加したので、無駄のない空間作りになっています」と語る運営の細川裕之氏にお話しを聞くことができたので、紹介しよう。

大正区にある長屋住宅の「小川文化・北棟と南棟」は築65年の長屋。南棟には6組ほど住人がいたが、老朽化が進んでおり、リノベーションするか建て直すか悩んでいた。住宅メーカーやリノベーション会社からは、「取り壊すのが現実的」とアドバイスされていたという。

DIYによる再生に大きく舵を切ったのは、細川氏主催のテングマルシェに、イラストレーターの神吉(かんき)奈桜(なお)さんが参加したのがきっかけ。当事彼女はいつ朽ち果てても驚かないような、築100年ほどのあばら家に住んでいたが、「風呂がないのは当然で鍵もない。虫も出るし、雨漏りもするけど楽しい」とあっけらかんと笑うのを見て、小川文化へ引っ越してこないかと声をかけた。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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