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デジタル化できない企業を待ち受ける「運命」とは

2018年2月15日 08時00分 (2018年2月16日 14時46分 更新)
近年、アマゾンやフェイスブックといった「プラットフォーム」を持つ企業のビジネスモデルが改めて世界の研究者たちの間で注目されている。

勝者が利益を総取りする「プラットフォームの経営学」とは? なぜ成功している大企業がデジタル化する必要があるのか、そして、そのための具体的な方法について検証する。

現代のビジネスは”自動車王”ことヘンリー・フォードが定義してきた。それは、組み立てラインを使って労働者が分業して製品を大量生産する、というものだ。フレデリック・テイラーが考案した「科学的管理法」は作業の標準化・効率化を実現した。それにより、私たちは自動車や洗濯機、旅行するための余暇などを手に入れることができた。

ところが、この”20世紀型成功モデル”が今まさに企業のデジタル化を阻害している。事実、効率化を目的に作られた組織は、変化によって社内の秩序が崩壊するのが怖い。そこで、多くの会社は組織運営の邪魔にならない程度に、ニッチな事業でささやかにイノベーションを目指す傾向にある。

アプリを作るのは簡単だが、デジタル化ははるかに難しい─。変革を中途半端なものにしないためにも、明確なコンセプトに基づいて進めるのが大事だ。ひとまず、「インダストリー4.0」などの標語を脇に置いておこう。

デジタル化を進めるに当たって必要なのは、次の3つの問いだけである。「なぜ?」「何を?」「どのように?」

1.「なぜ?」─勝っていても変わるべき理由

たとえ未来の売り上げや利益のためであっても、事業がうまくいっている会社ほど、生まれ変わるのが難しい。
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