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人気者になるために、フォロワー購入はズルいことなのか

2018年2月15日 08時04分 (2018年2月16日 08時11分 更新)

「いいね」を売る業者の実態は?

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 2018年1月27日、米ニューヨーク・タイムズ紙が興味深い長編記事を掲載した。

 そのタイトルは、「フォロワー工場」で、サブタイトルは「みんなネット上で人気者になりたい。だからそのためにカネを払う。ソーシャルメディアのブラックマーケットの内側とは」となっている。

 この記事では、数多くの米国の著名人が、「Devumi(デヴミ)」というソーシャルメディアのマーケティング会社からTwitterのフォロワーなどを購入していることが内部資料から明らかにされた。

 近年、米国でこの手の記事が散見される。ソーシャルメディアなどインターネット上のサービスが多額を生み出すビジネスとなっている今、改めて、偽フォロワーなどソーシャルメディアの“不正行為”が注目されているのである。

 筆者も最近、中東に暮らす知人から、ちょうど「いいね」サービスの裏側について話を聞いたばかりだった。そんなことから、ソーシャルメディアのこうしたズルい行為がなぜ問題視されるべきなのか探ってみたい。実はこうした行為は決して看過できないものなのである。

●フォロワーを買っていたのは20万人以上

 今、ネット上では、Twitterなどの購入は日常的に行われている。例えば「twitter follower buy」と英語で検索をかけると、いくつものサービスが検索のトップに広告として現れる。

 ニューヨーク・タイムズの記事を見るまでもなく、以前より、そんなサービスに需要と供給があるのは知られている。
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