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和歌山市の官民連携まちづくり。リノベーションスクールをきっかけに5社の家守会社が誕生

2018年3月2日 11時05分 (2018年3月10日 10時55分 更新)

「リノベーションスクール」から5社の家守会社が誕生


「家守(やもり)会社」という言葉をご存じだろうか? もともと「家守」というのは、江戸時代に地主・家主に代わってその土地・家屋を管理した不動産業者のことを言う。ここ数年では、リノベーションまちづくりの担い手として、エリアマネージメントを担当する「家守会社」が誕生している。

現代版「家守」の育成では、全国各地で開催されている「リノベーションスクール」の存在を外して語ることができないが、(参考記事:民間主導のプロジェクトで誕生した「シーナと一平」。まちに溶け込む「お宿と喫茶」を目指す)スクール実施後になかなか事業化までこぎつけられない自治体も多い。そんな中、和歌山市では誘致したリノベーションスクールの実施により、続々と家守会社が誕生している。

その実績は目を見張るほどだ。平成25年度から6回のスクール実施で輩出した受講生は約180名、誕生した家守会社も5社に上る。スクール実施時の提案案件から事業化されたものが7件。そのほかスクール受講生が携わり事業化されたものも11件あり、まちなかのコンテンツが充実してきている。

こうした広がりが起きているのはあくまでも民間の力だが、その流れに勢いをつける自治体のサポートも欠かせない。和歌山市では、どのようなまちづくり対策を推進しているのだろうか。今回は、空家対策を進める和歌山市 空家対策課と「リノベーションまちづくり」を推進する商工振興課にお話しを伺ってきた。



まずの一手は「不良空家」の抑制


和歌山市の中心地は、なんといっても和歌山城の周辺地域。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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