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北九州の台所「旦過市場」。100年の歴史を刻む人気商店街が生まれ変わる

2018年3月5日 11時05分 (2018年3月12日 10時55分 更新)

1日3500人以上でにぎわう北九州の台所


「寒かねー」「今日はなんがいると?」「これ、おいしかよ」
ひときわ冷え込んだ真冬の木曜日。昼過ぎに北九州の旦過市場を訪ねると、多くの人たちでにぎわう通路は方言が飛び交い、活気が満ちあふれていた。

「北九州の台所」と称される旦過市場。福岡県北九州市の小倉駅から歩いて7分ほどの都心部にありながら、ここだけタイムトリップしたような昭和レトロな雰囲気が漂っている。メインの通りから細い路地がいくつものびて、地元の鮮魚を中心に肉や野菜、総菜など120店が所狭しと並ぶ。代々受け継がれる店が多い中、若者がオープンしたスイーツ店、地元の大学生が運営する店などもある。市場を歩いてみると、買い物客に交じって、地元の名物を探す関西弁の女性グループや、カメラ片手にめぐる外国人観光客の姿もちらほら。日本各地の商店街が下火になる中、旦過市場には今も1日に3000~4000人ほどが訪れる。そんな旦過市場は今、再整備に向けて大きく動き出している。



大正時代から続く市場は浸水や老朽化などが課題に


旦過市場の歴史は、今からおよそ100年前、大正時代の初めまでさかのぼる。隣接する神獄川を行き来する船がこの地で荷をあげ、商売をしたのが始まりとされる。幹線道が近く、周囲に住宅街があったことから繁盛し、近郊から野菜や果物なども集まり、自然に市場としてにぎわうようになった。
昭和に入ると、卸と小売の機能を持つ市場として成長する一方で、小倉湾の潮が引き、船が出入りできないように。

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