0

横浜市西区の集会所兼シェアハウス「CASACO(カサコ)」。”東日本大震災がきっかけ”という運営者の想いとは?

2018年3月6日 11時07分 (2018年3月13日 10時55分 更新)

地域の人たちから聞いたなにげない話をまとめた「出来事の地図」


横浜市西区東ケ丘にある、「丘の町の寺子屋ハウス CASACO(以下、カサコ)」。2階は外国人留学生のホームステイに対応するシェアハウスで、1階は地域住民などさまざまな人に開かれている。築65年の2軒長屋を、7人の運営メンバーが中心になって改修プロジェクトを結成し、2016年4月にオープンした。運営メンバーのひとり、設計を担当した建築設計事務所「トミトアーキテクチャ」の冨永美保さんのインタビュー記事後編(※前編はこちら)をお届けする。

前回記事でもお伝えしたように、2015年秋にカサコの改修工事を始めるにあたり、トミトアーキテクチャ(冨永さんと、共同主宰する伊藤孝仁さん)は、地域住民から話を聞くことに力を注いだ。聞き取った話を絵コンテとして描き、東ケ丘を舞台にした「出来事の地図」としてまとめ上げた。

「設計に活用できる、活用できないに関係なく、見聞きしたことを全部描き出してみました。例えば近所の小学生の通学路の話であったり、決まった時間に同じルートで愛犬の散歩をしているといったお話も描き入れています。ひとつひとつはささやかな小話ですが、出来事を集積して整理すると、東ケ丘というまちを俯瞰できる何かが見えてくるような感覚があったのです。それぞれの出来事とカサコとがどう関係性を結べるのかを考えながら、設計案を練り上げていきました」と、冨永さんは言う。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!