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競争激化の中国配車アプリ、滴滴を追い上げる美団とアリババ

2018年4月17日 11時00分 (2018年4月18日 17時46分 更新)
中国の配車サービス最大手「滴滴出行(Didi Chuxing)、以下『滴滴』」は2016年にウーバーを中国市場から追い出し、国内の巨大な配車サービス市場で独占的な地位を築くことに成功した。しかし、ここにきて大手企業の新規参入が相次ぎ、その地位が揺らぎ始めている。

この数週間でアリババ傘下の地図情報会社「AutoNavi」をはじめ、インターネットサービス大手「Meituan Dianping(美団-大衆点評)、以下『美団』」などが独自の配車プラットフォームを立ち上げた。これらの企業が今後、滴滴の牙城を崩す可能性は大いにあるとアナリストらは分析している。

AutoNaviの提供するデジタル地図サービス「Gaode」のアクティブユーザー数は4千万人に上り、同社はこれらのユーザーの中からドライバーをリクルートしている。AutoNaviの特徴は、ドライバーから手数料を徴収しないことだ。また、美団は評価額が300億ドル(3.2兆円)に達し、豊富な資金力が強みだ。同社はホテル予約やフードデリバリーなど幅広いサービスを展開しており、新たに立ち上げた配車サービス事業には少なくとも10億ドルを投資すると宣言している。

さらに、旅行サイト「Ctrip」も中国で配車サービスを展開するのに必要な免許を最近取得した。他にも自動車大手の「吉利汽車」が支援する「Caocao Zhuanche」や、政府と関係の深いリムジン予約サービス「Shouqi Limousine & Chauffeur」が合計1億ドル以上の資金調達を行い、事業拡大を図っている。
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