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福岡「ねこ蔵ホステル」開業から1年。売上の一部で保護猫シェルターを運営

2018年4月17日 11時05分 (2018年4月21日 18時35分 更新)

「消えゆく猫の命を救いたい」という思いから生まれたホステル


「殺処分される猫を一匹でも救いたい」。猫を愛する女性ふたりの切実な願いによって誕生した、保護猫シェルター付のゲストハウス「ねこ蔵ホステル」(通称、ねこ蔵)。オープンから1周年を迎えた2018年3月23日、福岡市博多区千代のねこ蔵を訪れた。ここは、ゲストハウスと飲食店の売上からシェルターの運営費を捻出し、保護猫の活動を継続できるようにした画期的なホステル。シェルターと宿泊施設を連動させてゼロから立ち上げるという試みはおそらく日本初で、注目を集めている。

ねこ蔵を運営するのは、福岡市のDM都市開発株式会社。同社マネージャーの森信子さんは仕事の傍ら、20代の頃から猫の保護活動をしてきた。そんな中、3年前に福岡県の動物愛護センターで殺処分される予定だった猫を譲り受けたことがきっかけで、殺処分の問題を強く意識するように。「目の前にいるうちの子が生死の分かれ目にいたと思うと、胸が締め付けられて…殺処分される猫を救うためにシェルターを作りたいと本気で考え始めました」

猫の譲渡の橋渡しをしたのは、市民ボランティア団体「福ねこハウス」代表の井上惠津子さん。井上さんは、殺処分される直前の猫を自宅で引き取り、飼い主を探す活動を長く続けていた。しかし、ボランティアや寄付ベースでは運営が不安定で、疲弊してしまう。「シェルターを併設した宿を作り、その売上金でシェルターを運営できればという構想は、私の中で5年ほど前からありました」



不動産事業と保護猫活動、それぞれの得意分野を生かす


そんな森さんと井上さんが知人の紹介で出会い、意気投合。

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