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「子を褒めて伸ばす」ブームで子が潰れる

2018年4月17日 09時15分 (2018年4月18日 09時51分 更新)
「うちの子、褒められると伸びるタイプです。だから叱らないでください」。育児本の影響なのか、そうした申し出をする保護者が増えている。塾講師の松本亘正氏は「甘やかされたままだと、ここぞという時に実力が発揮できなくなる。メリハリが必要だ」という。そんな松本氏が考える「叱り方の3カ条」とは――。
■子供を「褒めて伸ばす」ブームの負の遺産
子供を「褒めて伸ばす」のがブームになっている。
子供のいい面を見て、親がそれを認める。そのこと自体は推奨されるべきことだ。しかし、実際に子育てをしていると「褒めて伸ばすとよいとわかっていても、つい叱ってしまう」とこぼす保護者は多い。塾講師の私はそうした悩み相談をしばしば受ける。その際、私は「無理して褒めて伸ばそうと考える必要はありません。万人にあてはまる教育法など存在しないのですから」と答えている。
中学受験を目指す多くの小学生たちに接していると、子供のタイプは千差万別で、なかでも「聞きわけのいい子」と「聞きわけの悪い子」がいることに気付かされる。
もともと聞きわけがよく賢い子であれば、親はめったに叱る機会はないだろう。親が意識的に褒めなくても自然に褒める機会が多くなるから、それによって本人が勝手に自信をつけ、さらに伸びる。親としては理想の形だろう。
また、秀才タイプでなくても、真面目に努力できるコツコツ型の子も褒めれば伸びるタイプだ。ささいなことでもいい点をすくいとって褒めるとモチベーションが上がる。
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