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実は進化している通勤電車の座席 バネからウレタンへ、人間工学に基づく設計も

2018年4月17日 06時20分

移動を快適にするため、新幹線や有料特急列車は座席の進化が続いています。しかし通勤電車も負けてはいません。乗客が快適に利用できるよう形状や材質の改良が続けられ、掛け心地の工夫が続けられています。

収容力と快適性の狭間で

 通勤電車の座席は何十年も前から、窓に背を向けて座るロングシートが主流です。特急列車やクルーズトレインなどはメディアでその豪華な内装や座席がたびたび紹介されますが、通勤電車は多くの乗客を効率良く運ぶための車両であり、ロングシートもその一環で設計されている設備であるため、掛け心地が話題に上ることはあまりありません。

 しかし、そのロングシートも、日々改良され進化しています。


バケットシートでは背中や太ももが入るくぼみを作り、体が座席にフィットすることで掛け心地を向上させている(画像:児山 計)。

 分かりやすいのは、1人当たりの占有幅。1960~70年代は1人当たり400~430mmで座席は設計されていましたが、現在は440mm以上が主流。関西では475~480mmといったゆったりとした座席もあります。

 しかし、座席の幅を増やしても車両の寸法は容易に変えられないため、立席スペースやトータルの座席定員が減少するケースもあります。特にドア横のスペースが圧迫されてしまうと、ドア脇に立つ人によって乗り降りの流れが悪くなるデメリットもあるため、鉄道事業者は自社の混雑状況に合わせて座席の幅を慎重に決定しています。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「実は進化している通勤電車の座席 バネからウレタンへ、人間工学に基づく設計も」のコメント一覧 1

  • 匿名さん 通報

    一人分の座席分量をキッチリと区切って欲しい。長椅子形式にすると、常識のないバカが大股開きで座席を占有する。椅子を利用する者は全員膝を閉じなければ座れないくらいの間隔で区切るべき。

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