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バスの花形「2階建て」復権なるか 海外製の新型、続々導入のワケ 既存車の今後は

2018年5月21日 06時20分

観光バスや高速バスで活躍してきた2階建てバスは、2010年に国産車両の製造が中止されてから増備が進んでいませんでしたが、2016年、はとバスが海外製の新型を導入。これをきっかけに空港連絡バスや夜行高速バスにも登場しています。今後はどうなるでしょうか。

「2階建て」の代替車両選びに苦労するバス会社

 2階建てバスは、観光バスや高速バスなどで一定の需要がありますが、その数は減っています。2010(平成22)年に、国産唯一の2階建てバスだった三菱ふそうトラック・バス製「エアロキング」が製造中止となったためです。


2018年3月に京成バス「有楽町シャトル」で運行を開始したスカニア/バンホールの2階建てバス「アストロメガ」(須田浩司撮影)。

 多くの人を運べ、眺望にも優れるといったメリットのある2階建てバスは、夜行・昼行高速バスや定期観光バスのほか、いわゆる「高速ツアーバス」(かつて存在した道路運送法に基づかない旅行商品としての高速バス)などに採用され、特に北海道・東北を除くJRグループのバス会社では高速路線用に大量導入されていました。

「エアロキング」の製造中止は、排ガス規制への対応がコスト面から困難であるとメーカー側が判断したことがおもな理由ですが、これ以降、2階建てバスを多く保有するバス会社は、代替車両選びに苦労することになります。ジェイアールバス関東のように延命工事を施して使い続ける会社もあれば、西日本ジェイアールバスや近鉄バスのように、ハイデッカータイプの車両に代替する会社もあるなど、対応はさまざまです。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

「バスの花形「2階建て」復権なるか 海外製の新型、続々導入のワケ 既存車の今後は」のコメント一覧 2

  • 匿名さん 通報

    こうゆうコラムを読むと悲しくなる。メーカーはいつまで癒着体質でいるのだろうかと。自分たちで危機感を煽ってユーザーに我慢を強いておきながら結局自分たちは殻を破れず衰退していく。馬鹿首相のおかげ。

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  • 匿名さん 通報

    日本国内向けに最適化した車両を日本のメーカーが供給しなくなって久しい.30年前は,林業用四駆トラックなど「採算は取れなくても必要とされている車種は作る」という高い矜恃がメーカーにあった.

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