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「断固反対!クールビズ」 ネクタイ産地があえて動画で発信するワケ

2018年6月14日 17時45分

富士吉田商工会議所が制作したPR動画「クールビズ反対」編から(出典:YouTube)

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 「断固反対! クールビズ」というインパクトが強い言葉を使った動画を、山梨県の富士吉田商工会議所が制作した。社会的な風潮とは真逆のメッセージにドキッとしてしまう。地域のPR動画で、あえてこの言葉を使ったのはなぜだろうか。

 「決して環境対策に反対したいわけではありません。富士吉田市の織物産業を知ってもらうきっかけになればと考えています」と話す同会議所の担当者に、動画の狙いや地域産業の現状について聞いた。

●富士山があっても“通過”される

 5月末に公開された30秒間の短い動画では、スーツ姿の男性ビジネスパーソン2人がネクタイを直しながら「クールビズもっとはやらないかな」「いっそ、年がら年中クールビズってどうよ」「それ賛成っす」「いいよね。賛成賛成」「絶対いいよね」などと会話する。その後、「断固反対! クールビズ」と大きく表示され、ネクタイ生産の様子が分かる映像が流れる。最後に、「ネクタイ生産日本一 吉田の織物」と紹介される。

 この動画は「なんだかスゴイが、なにかが惜しい!」をコンセプトにしたPR動画のうちの1つ。織物の他にも、名物のうどんの“硬さ”を紹介する「アゴに効く」編や、富士山の水のおいしさをPRする「ただの水も」編など、計4本を公開している。

 「富士吉田市には富士山という世界遺産がありますが、河口湖や山中湖がある近隣自治体への通過点になっているのが現状です。地域には良いものがあるのに、その情報が広がっていかない。

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