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いま「米銀株」に改めて注目すべき“5つの理由”

2018年7月18日 20時00分

米銀の2018年4~6月決算発表がスタートしました。一般的に、銀行は金利上昇で儲かるセクター。ならば、米国の銀行はFRB(米連邦準備制度理事会)が利上げを続けることで、わが世の春を謳歌していそうです。

ところが、銀行株のパフォーマンスはイマイチです。これはなぜでしょうか。


米銀の株価が出遅れているワケ

まず、米銀の株価の値動きを見てみましょう。下図の通り、足元でやや持ち直していますが、5月以降の株価は総合指数(S&P500)に対して出遅れています。

最大の要因は、長短金利差、いわゆるイールドギャップが縮小していることです。これがさらに進んで、長短金利が逆転する「逆イールド」が発生すると、景気後退のシグナルといわれます。

現在、利回り差は2007年以来となる0.3%まで低下しています(下図)。この勢いが続けば、年末から年初にかけて、早くも逆イールドが発生する可能性があります。

長短金利差は、将来の経済成長期待などを反映しています。それがほとんどなくなるか、マイナスになるということは、市場が景気後退を先読みしているということを表しています。


改めて収益の強さを示した4~6月期決算

そうした景気後退懸念の中で発表された米銀決算ですが、予想を上回る利益で、強さを改めて示したものとして注目されます。

7月13日に発表したJPモルガンチェースは、純利益が前年同期比18%増加しました。貸出が同7%増と、引き続きGDP(国内総生産)の伸びを凌駕しています。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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