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組織が決して実行しないセクハラ防止策

2018年7月23日 08時30分
#MeToo運動の高まりを受け、多くの組織が職場でのセクハラ抑制に奮闘するようになった。残念ながら、従来のセクハラ防止研修は効果が薄く、ハラスメントを確実に減らせると保証できる方法は今のところない。

だが幸運にも、米科学工学医学アカデミー(NASEM)はつい最近、2年間に渡るセクハラ調査を終え、いくつかの提言を行った。

NASEMの焦点は学術界でのセクハラ問題だが、その見識とアドバイスの多くはあらゆるタイプの組織に適用できるものだ。中でも特に有効だと思われる提言があるが、残念ながら組織には決して採用されないようなものだ。

クライメイト・サーベイ

NASEMは先月発表した報告書で、セクハラ問題を減らすための有効かつ実践可能ないくつかの解決方法を提案している。NASEMからのアドバイスは全て理に適ったものだが、中でもハラスメント削減の可能性が高く、かつ組織へすぐ簡単に適用できるひとつの方法がある。それは、シンプルな”クライメイト・サーベイ(現状調査)”だ。

NASEMは報告書の中で「セクハラを予防する環境を作り出すためには、まず現状をはっきり把握し、監視を続けていくことが必要だ」としている。つまり、自組織内のセクハラの現状を明らかにすべき、ということだ。

組織内にハラスメントは存在するか? もしあれば、どのような種類のハラスメントか? この方法は簡単に実践できるものであり、最もシンプルな形式では、従業員に対してチェックリストに記載された行動を経験または目撃したことがあるかどうかを定期的に問うだけで済む。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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