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中小企業"退職金廃止"のツケは社員に回る

2018年8月10日 09時15分
退職金・企業年金の減少傾向に歯止めがかからない。このままでは中小企業の社員は、老後資金に困る可能性が高い。多くの中小企業では、退職金は1000万円程度で、それ以外の企業年金などは一銭も出ないからだ。政府は「私的年金加入による自助努力」を促すが、道のりは険しい。人事ジャーナリストの溝上憲文氏は「賃上げが低迷しており、老後破綻する人が続出するのではないか」と警鐘を鳴らす――。
■退職金・企業年金の減少傾向に歯止めがかからない
少子高齢化で公的年金の支給額が減りつづけている。このため政府は公的年金を補完するものとして「企業年金」に期待を寄せている。ところが、その企業年金も減少の一途をたどっている。
企業年金は退職金の一部である。退職金は退職一時金と企業年金の2つで構成され、企業年金には「確定給付年金」と「確定拠出年金」の2種類がある。
確定給付年金とは受け取る年金額を会社が保証するもの。一方、確定拠出年金とは個人が掛け金を運用し、運用しだいで年金額が変動する仕組みだ。これは企業が掛け金を払う「企業型」と、個人が任意で掛け金を払う「個人型」にわけられる。
人事院が5~6年ごとに退職金調査をしているが、2011年の退職金の平均は2712万4000円(定年退職・勤続38年)だが、2016年は2459万8000円。200万円以上も下がっている。
もちろん企業規模によっても格差がある。2016年の従業員1000人以上の企業では3059万5000円(2011年は3193万6000円)、500~1000人未満は2157万8000円(同2459万4000円)、100~500人未満は1660万4000円(同2226万6000円)である。

「中小企業"退職金廃止"のツケは社員に回る」のコメント一覧 14

  • 匿名さん 通報

    そうだよな。この国の政府には国民の税金を無駄に使う金食い虫がうじゃうじゃいるからな。

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  • 匿名さん 通報

    政府は公的年金を補完するものとして「企業年金」に期待を寄せている←中小の金吸い上げて大企業の内部留保になるように仕向けた張本人どもが何をほざく。てめえらの金全額返上しろよ。

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  • 匿名さん 通報

    少子対応するでもなく老い対応するでもなくただお金がないと言い続けて海外にばらまいてる政府は何をしたいのだろうか。

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  • 匿名さん 通報

    「多くの中小企業では、退職金は1000万円程度で」ふーん。私は長年務めて退職金は120万円だった。

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  • 匿名さん 通報

    退職金なんてある方がごく稀だと思うが....いつの時代のどこの話なんだろうか?社員一人定年するごとに1000万払える体力ある会社が多いと思える方が可笑しいがw

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