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危険な埋め立て地、どう見分ける? 北海道地震でも液状化被害

2018年10月9日 07時05分

北海道地震で液状化被害が集中したのが、かつて谷だった場所を埋め立てた造成地でした。本来は住宅地に適さないとされていますが、なぜ危険なのでしょうか。うっかりその上に住んでしまわないためにはどうやって見分けたらよいのでしょうか。
さくら事務所会長の長嶋修氏に解説いただきました。

本来適さない土地にも、住宅が建設されている現実

9月6日の大地震「平成30年北海道胆振東部地震」では、建物の被害は1万件以上。うち住宅については全壊382件、半壊959件、一部損壊7404件(2018年10月4日現在)に及びました。

札幌市で特に被害が大きかった清田区里塚地区。札幌市南東部の丘陵地帯にあるこの住宅街では、道路の陥没やマンホールが突き出る、建物が大きく傾くなどの甚大な被害を引き起こしました。

12日に国土交通省が公表した「札幌市清田区の地形復元図」(地形分類図)によれば、被害が大きかった地区は「氾濫平野・谷底平野」とされています。この地形は一般に低地にあり、水分を多分に含んで液状化しやすく、地盤も弱くて建物が傾きやすい、いわゆる「谷埋め立て地」とされる土地です。

今回被害が大きかった地区には元々、川が流れていましたが、フタをかけられて外からは見えない水路となっていました。被害はこの川と谷筋沿いに起きたのです。一般に、建物を建てる際には地盤調査を行い、必要に応じた地盤改良を行うこととなっていますが、これは2000年6月の建築基準法改正によって事実上義務付けられたもので、それ以前の住宅では地盤調査も改良も行われていないケースも多いのです。

「危険な埋め立て地、どう見分ける? 北海道地震でも液状化被害」のコメント一覧 5

  • 匿名さん 通報

    JR大阪駅の場所を梅田と言うが、昔は埋田と言った。大阪の南の繁華街の難波は津波が到達した地点であった。

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  • 匿名さん 通報

    東北地震の時の浦安市の液状化が有名であるが、液状化したのは新しい埋め立て地であった。古い埋め立て地は液状化しなかった。それは過去の地震で液状化して地盤が締まったからだ。

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  • 匿名さん 通報

    日本の大都市はほとんどが埋め立て地。古い埋め立て地なら液状化しづらい。江戸時代の埋め立て地ならまずは安心。古代遺跡が出るところも安心。

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  • 匿名さん 通報

    液状化では人は死なないそう。また、地名に水や沼、池などの漢字が使われてる場所は直ぐ分かるけど、中には昔に災害があったことを分からなくするように、あえて名前を変え隠しちゃう所もあるとか。これ酷いと思う。

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  • 匿名さん 通報

    11:05 なるほど、地名(古名含む)からの推理も大切ですね

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