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男性利用者も増加の「フリマアプリ」 オークションとの違いや人気アプリの特徴とは

2015年11月7日 06時02分 (2015年11月8日 05時13分 更新)

男性利用者も増加の「フリマアプリ」 オークションとの違いや人気アプリの特徴とは(写真=HPより) ((ZUU online))

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 個人取引といえば、ヤフオクに代表される「ネットオークション」が定番だったが、最近では「フリマアプリ」が人気を集めている。

 最大手の「メルカリ」は10月、ダウンロードが2000万件を突破。「利用者の7割程度が女性」との指摘もあるほど男女で差があるが、男性のユーザーも増えている。また女性専用だった「フリル」が7月から男性も利用できるようになっている。

■ウケた理由、オークションとの違いは

 自宅で要らなくなったものを処分したり、何かを安く手に入れたりしたいときに役立つフリマアプリ。支持を広げた最大の理由は、安さと出品の手軽さだ。スマホのカメラで商品を撮影して、説明や価格を書いて投稿するだけで出品できる。購入希望者にとっては、欲しい人が多ければ落札価格がつり上がるオークションと違い、価格が固定されていることが魅力といえるだろう。

 出品者と購入希望者両者が直接やり取りをしないこともオークションとの違いだ。一度サービスの事務局に代金を支払い、商品到着後にが評価をした後、事務局から出品者に支払われる形なのだ。

 利用者の多い4つアプリについて比較してみた。mercari(メルカリ)、FRIL(フリル)、LINE MALL(ラインモール)、ラクマ。いずれも登録と出品は無料という点は共通だが、販売手数料などの部分が異なるようだ。

■圧倒的シェアの「メルカリ」。追う「フリル」は男性も利用可に

 2013年7月にスタートした「mercari」(メルカリ)。同社の発表によれば、フリマアプリ利用者の9割弱がメルカリを利用しているほどシェアはダントツだ。男女ともに利用できるが、女性ユーザーが多い。出品者の負担は販売手数料(売り上げの10%)、売り上げの振込手数料は210円(1万円以下の場合)。発送方法はメルカリ便、日本郵便、ファミリーマート、クロネコヤマトとなっている。購入者の負担は後述のフリルと同様、コンビニ・ATMでの支払い手数料が100円だ(クレジットカード払いは手数料なし)。

 3周年を迎えた「FRIL」(フリル)は400万ダウンロードを突破。2015年7月に大幅にアップデート、女性限定のサービスだったが男性も利用できるようになった。利用者拡大を狙いながら2016年3月までに男性利用者によるダウンロード数100万件を目指すという。これまでの安心感を維持するために、出品者の性別が分かる表示を導入している。

 出品者が負担するのは販売手数料(売り上げの10%)、売り上げの振込手数料は210円(1万円以下の場合)。発送方法は日本郵便、クロネコヤマト、はこBOON。購入する側は、コンビニ・ATMでの支払いの場合は手数料が100円かかる(クレジットカード払いは手数料なし)。

 この2つのアプリは共に評価制度を設けている。

LINEと楽天、2大IT企業のしのぎを削る

 2013年にLINEが参入した「LINE MALL」(LINEモール)。評価制度はなく、出品者の負担は売り上げの振込手数料210円だ。配送はLINE配送で、これは料金が全国サイズ別一律で距離を問わないサービス。配送のやりとりに中継倉庫が入るため、出品者へ住所などを教える必要がない。決済方法としては、クレジットカード・コンビニ支払い・Pay-easy決済・LINE Pay決済がある。

 また「ラクマ」は他の3社と比べると遅れ、2014年11月に楽天がスタート。評価制度もある。出品者の負担は売り上げの振込手数料216円(1万円以下の場合)。発送方法は出品者負担・購入者負担・手渡し(送料負担なし)から選べる。購入者はコンビニ・ATMでの支払いの場合は手数料が216円かかる(クレジットカード払い、楽天スーパーポイント払いは手数料なし)。

■売れたからといってすぐに引き出せるとは限らない

 注意点を見ていこう。まずアプリ上でのコメントはすべてのユーザーから見えるようになっている。そのため相手の対応が気に障ったからといって暴言を吐くと、強制的に退会となってしまうこともある。ユーザーとのコミュニケーションは大切にしなければいけない。

 出品者の注意点としては、損をしないような価格設定をすることだ。オークションと違って出品者が値付けできるものの、安くし過ぎると損してしまうのは言うまでもない。売上金額は、販売価格から販売手数料と送料を引いた金額。間違った価格設定では赤字になってしまう可能性もある。出品前に出品物のサイズ、重さから送料を算出し価格設定をする必要がある。

 また出品したものが売れたからといって、すぐに引き出せる訳ではない。売上金が500円や1000円といった一定額以上になってはじめて引き出せるため、少額の品が売れただけでは現金化ができないこともあるのだ。

■規約や相手の評価をよく読むことでトラブル防止を

 購入者が気をつけることは、支払い方法によっては手数料がかかってしまうこと。他のサイトよりもちょっと安いものを見つけたと思って、振込方法によっては支払い合計額が高くなってしまうことがある。送料込みなのか、出品者負担となるのか確認が必要だ。

 金銭のやり取りは会社を通して行っているが「商品が届かない」「商品が壊れていた」などというトラブルは起こりうる。そこで気持ちいい取引を行うためには自分の身は自分で守ることも必要だ。

 トラブルを防ぐために気をつけることとしては、規約と相手の評価を読み、送料・手数料について見落とさないこと。また相手からの取り置き希望を受けない、トラブルの多い商品には気をつける——などだろう。

 ここで挙げたアプリ以外にも、カカクコムの「フリマノ」や、GMOペパボ提供、ハンドメード品に特化した「minne」(ミンネ)などもある。自分に合ったアプリを見つけて、出品・購入の両面でお得に利用したい。 (ZUU online 編集部)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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