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2017年はIoT(モノのインターネット)が制覇?モルガン・スタンレーが予測

2016年9月9日 07時13分 (2016年9月10日 07時02分 更新)

2017年はIoT(モノのインターネット)が制覇?モルガン・スタンレーが予測(写真=Thinkstock/GettyImages) (ZUU online)

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米モルガン・スタンレーは数々の調査結果から、「IoT(モノのインターネット)が2017年の主要発展分野になる」と確信していることを明らかにした。

モルガンのリサーチ部門、アルファ・ワイズが2016年5月に実施した調査では、半導体産業の設計技師117人の90%が、IoT関連の開発プロジェクトに携わっており、どうやら新しいIoT商品ラッシュの到来が目前に迫っているようだ。

■2017年には半導体が34兆円市場に成長

平均開発期間が1年から1年半であることを考慮すると、これらの商品は2017年から2018年にかけて完成する。つまりいまだかつてない規模の、IoTブームが期待できるということだ。

今後IoTの浸透とともに、マイクロコントローラ (MCU/コンピューター・システムを簡潔化し、半導体チップに集約したもの)の需要が飛躍的に伸び、半導体は来年、3300億ドル(約34兆2837億円)市場に成長すると予測されている。

日本でも2016年7月、ソフトバンクグループが英半導体企業、ARMを320億ドル(約3兆3244億円)で買収して話題を呼んだ。

モルガンはこれまで、IoTに関する数々のレポートを発表しており、将来的にはIoTが産業オートメーション・システムに多大な影響をおよぼすという見方を強めている。今後5年間にわたる成長見こみは8%から18%。

大量のデータを低コストで蓄積可能なクラウドと融合させることにより、IoTの無限の可能性が広がると期待されている。そこから米ゼネラル・エレクトリックの産業用ソフトウェア・プラットフォーム「Predixクラウド」のような、次世代ソフトも表舞台で活躍し始めるだろう。

こうした相乗効果も追い風となり、2020年まではモバイル・インターネットの成長が主流となるが、2030年までにはIoTの成長が優勢となるとモルガンは予想。

調査に協力した設計技術者にとって、IoTアプリケーションにおける最優先事項はコスト(47%)。次いでソフトやツール(46%)、パフォーマンス(42%)、エコシステムのサポート(31%)など。

また採用する側(企業)にとっては、回答した200人のエクゼクティブ中、オペレーションの改善(47%)、生産性の向上(31%)、新たなビジネスチャンスの創出(29%)、ダウンタイムの改善(28%)などを、重要事項としている。

モルガンの予想通り、普及に最適な環境さえ整えば、IoTはとどまるところを知らぬ広がりを見せ、これまで想像もつかなかったようなビジネスモデルが、次々に生まれていくのだろう。(FinTech online編集部)

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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