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体験者が語る! 人気大企業に入社してがっかりしたこと、意外にうれしかったこと5選

2017年11月14日 06時45分 (2017年11月16日 05時56分 更新)

■はじめに



東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学など難関校の学生は、どんな企業を就職先として希望しているのでしょうか。



各校の上位就職先を見ると、メガバンクと呼ばれる大手銀行や損害保険会社、生命保険会社、証券会社といった金融機関、また商社などの大企業が名を連ねます。そもそもメガバンクグループなどでは採用人数が多いということもありますが、学生の「大企業志向」が見て取れます。



では、大企業に入社できれば一生安泰の「勝ち組」なのでしょうか。今回は、人気の金融機関に入社したものの、その後外資系企業に転職し、ベンチャー企業での勤務経験もあるA氏に大企業の長所と短所について聞いてみました。



■がっかりしたこと(1):グローバル企業に見えたが実は”ドメドメ”だった



「世界で仕事ができると思ったのですが、金融業そのものが超ドメスティック(国内志向の)事業だったことですね」



A氏は国際的なビジネスマンとして活躍したいという希望があったものの、入社してみるとそういう環境ではなかったようです。



「ほとんどが社内のデスクワーク。ランチも同じ部署の人とほぼ毎日社食。上司も先輩もいい人ばかりでしたが、閉塞感がありましたね。たまに同期とランチをするといって社外に出ていました」



■がっかりしたこと(2):業界関係の試験が多い



「金融業界では業界内の資格試験などが多く、入社2年目までは数カ月に1回くらいのペースで何かしらの試験があります。合格して当たり前の試験ばかりなので、落ちると上司から冷たい目で見られます。私には落ちた経験はないのですが、ある先輩が最も落ちてはいけない試験に落ちて、周りから腫れ物に触るような扱いをされているのを見るのが嫌でしたね。その後、その先輩は別の会社に転職していきました」



金融業界では試験が多いとはいうものの、国家試験というわけでもないのでさほどの準備は必要ないと思ったら大間違いのようです。中には「何点で合格したのか」と上司に追求されることもあるのだとか。そのために試験が得意そうな大学出身の学生を採用しているのでしょうか。



「東大組はやはりペーパー試験は得意ですね。勉強していないふりをしながら高得点をたたき出します」。



■がっかりしたこと(3):良くも悪くも年功序列



「入社した会社は若くても大きな役割をくれたので、挑戦してやるぞという気になりました。幸い結果は出たのですが、給与には全く関係ありません。初めは気にならなかったのですが、しばらくすると何のためにやっているんだろうという気にはなります」



「結果が出ない先輩を見ていたら、みんなの嫌がる事務作業を率先してやって上司に気に入られ、出世していきましたね。日本企業ではいろいろ生きる道があるんだなと思いました。悪いことではないと思いますがね」



本来は、求められた結果を出してこその給与とも思えますが、年功序列は避けられないのが日本企業。とはいえ、ある時点からは厳しい結果が出る昇進プロセスも待っています。



「課長の直前までは多くの同期が進むのですが、課長になれるかなれないかが一つの関門でしたね。課長になれない同期はそのうちやる気を失い、いかに大過なく長い間その会社にいられるかという思考回路になっていきます」



では、大企業に入社してよかったことは何でしょうか。続けて見ていきましょう。



■うれしかったこと(1):同期のつながり



「当時の同期は総合職で約150人弱だったように記憶しています。同じ会社に就職しようという仲間ですから、考えなどを共感してもらえることも多く、大学時代以上に親しい友人もできました。退職した今でも付き合いがありますし、意外にも仕事の話につながることが少なくありません」



入社してすぐに退職する新卒学生も多い時代ですが、それでも大企業に入社するのを勧めるか聞いてみました。



「私は外資系企業やベンチャー企業も経験していますが、初めに入る会社は同期の多い会社がいいと思いますね。一言でいえばネットワークです。確率論かもしれませんが、親しい友人ができる可能性も高まりますし、優秀な上司や先輩に出会える確率も高まります」。



■うれしかったこと(2):福利厚生が手厚い



「入社してすぐに寮に入ったのですが、大浴場やサウナもあり快適でした。遅くに帰寮しても食堂で食事ができたので、独身にはありがたかったですね。あまりにも居心地がいいので『主』と呼ばれる先輩もいて、それはそれで楽しかったですよ。寮費や食費は非常に安かったです」。



■まとめにかえて



大企業に入社しても数年以内に辞めてしまうケースも多いのが現実です。入社する前にこれから入ろうとする会社が自分に向いているのか、そうでないのかが分かればよいですが、それは誰にとっても難しいところ。



A氏は続けます。



「自分が何を期待してその会社に入社するのか。また、何が実現できればよしとするのか。そうしたアップサイドとダウンサイドを考えておけば、それほどガッカリしたり落ち込むこともないと思いますよ。気持ちの乱高下は無用なコストですから」



会社に入ってうれしいことや残念なことは大企業に限った話ではありませんが、皆さんはどうでしょうか。



コメント 1

  • 匿名さん 通報

    「国際的なビジネスマン」って概念自体が間違ってると思う。外資だって海外をしょっちゅう飛び回るような仕事をする部署は限られてるし、それなりのポジション持ってる人じゃないと会社もお金出さない。

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