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中国外貨準備高、11月末は3.119兆ドル

2017年12月7日 18時52分 (2017年12月7日 23時50分 更新)
[北京 7日 ロイター] - 中国人民銀行(中央銀行)のデータによると、中国の外貨準備高は11月末時点で前月比100億ドル増の3兆1190億ドルと、10カ月連続で増加した。
厳しい規制や人民元高を背景に資本流出が抑制された。
ロイターがまとめたエコノミスト予想は、110億ドル増の3兆1200億ドルだった。
10カ月連続の増加は2014年6月以来。外貨準備高は昨年10月以来の高水準となった。
11月末時点の金準備は758億3300万ドルと、前月末の752億3800万ドルから増加した。
国家外為管理局は、米ドル以外の通貨が上昇したことや、資産価格の変動が外貨準備増加の主因だと説明している。
人民元は今年、対ドルで約5%値上がりしている。昨年は6.5%下落していた。
中国の外貨準備は、2014年6月に3兆9900億ドルまで増加したが、その後は元の下支えと資本流出の抑制を背景に約1兆ドル減少、今年1月時点で2兆9980億ドルとなっていた。1月以降は1210億ドル増えている。
一部のエコノミストは、元相場の安定と資本流出圧力の低下を背景に、当局が規制の手を緩めるのではないかと指摘している。
キャピタル・エコノミクスの中国担当エコノミスト、ジュリアン・エバンス・プリチャード氏は「長年の懸案である為替レートの自由化に向けて小さな一歩をさらに踏み出すチャンスだと思える。元の変動幅拡大から始める可能性が最も高い」と述べた。
人民銀と商業銀行による外貨買い入れは10月に数年ぶり高水準となったが、景気鈍化により資本フローは引き続き変動しやすい状態が続くとアナリストはみている。米国での利上げや減税により資本逃避が増加する可能性もあり、当局が資本規制を緩めるのは時期尚早との見方もある。
交通銀行のエコノミストは「人民元の下落圧力が来年は非常に高い可能性を踏まえると、資本規制は引き続き必要だ」と述べた。
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