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コカ・コーラ初のアルコール 缶酎ハイ「檸檬堂」は成功するか

2018年4月17日 09時26分 (2018年4月18日 06時00分 更新)

まずは九州で実験販売(コカ・コーラ公式サイト)

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 コカ・コーラシステム(東京)が5月28日から缶酎ハイ「檸檬堂」シリーズを販売すると発表した。世界展開するコカ・コーラグループが自社ブランドとしてアルコール飲料を発売するのはこれが初めてのため話題になっている。

 発売するのは「檸檬堂 定番レモン」(アルコール度数5%)と「檸檬堂 塩レモン」(同7%)、「檸檬堂 はちみつレモン」(同3%)の3種類で、まずは九州地区での限定販売を行う。内容量350ミリリットルで希望小売価格は150円だ。

 酎ハイやハイボール、レモンサワーなどのアルコール系缶飲料はフタを開ければすぐに飲めることから「RTD(Ready To Drink)」と呼ばれる。ビールの売り上げが下降気味なのに対して、RTDの市場は好調だ。

「RTD市場は売り上げが毎年10%増で、今後も拡大が見込まれています」とは経済ジャーナリストの真保紀一郎氏。

「これまでコカ・コーラがお酒を発売しなかったのはスポーツを連想させる『スカッと爽やか』の健康イメージを大切にしてきたからでしょう。同社の『ジョージア』は缶コーヒーで売り上げトップですが、この分野もほぼ飽和状態。そのためRTD分野に新規参入しようと考えたようです。日本で清涼飲料の会社がアルコールに進出するのは初めてでしょう」(真保紀一郎氏)

■日本からアジア諸国に拡大

 現在、RTDは350ミリリットルの商品がコンビニで140円程度で売られている。ビールの半値以下とお手ごろ価格だ。グレープフルーツ味やオレンジ味などバリエーションが豊富で、飲みやすいことが売り上げを押し上げている。

「世界展開するコカ・コーラグループとしては、まず消費者が高齢化している日本で販売し、成功したら中国などアジア諸国にもRTDを推し進めるはず。日本は実験場ともいえるでしょう。ただし、この分野はすでに数多くの商品が出ているから、新規参入での成功は厳しいところ。どれだけ味にこだわれるかがポイントです。九州で実験販売し、年末までに全国展開できるか、それともひっそりと撤退するかに注目したい」(真保紀一郎氏)

 九州でダメだったら、スカッと爽やかに諦めるのだろうか。

コメント 1

  • 温州ミカン 通報

    コーラ味ってワケじゃないんだ?じゃあ駄目ぽな子決定だろうw

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