0

「日本製鉄」に社名変更=日本発祥を前面に―新日鉄住金

2018年5月16日 20時17分

 新日鉄住金は16日、社名を2019年4月1日に「日本(にっぽん)製鉄」に変更すると発表した。経済のグローバル化が進む中、「日本発祥の製鉄会社」を前面に出す。6月26日に開催する株主総会を経て正式決定する。12年に新日本製鉄と住友金属工業が経営統合して発足した社名から「住金」の文字が消えることになる。19年1月にはグループ会社の日新製鋼も完全子会社化する。

 社名に「日本」を冠する大手製鉄会社は、1950年に戦後の財閥解体で4社に分割された国策会社「日本(にほん)製鉄」以来。旧日本製鉄は、明治期の殖産興業の象徴である官営八幡製鉄所を源流とし、解体・分割された4社のうち八幡製鉄と富士製鉄が70年に合併して新日鉄が誕生した。

 東京都内で記者会見した進藤孝生社長は「日本製鉄という会社が戦前にあったのは確かだが、意識はしていない」と語った。その上で社名変更について、「新日鉄と住金の統合から新たなDNAも入っており、日本発祥の製鉄会社として海外で事業展開するためには、より包摂的な社名がふさわしい」と説明した。 

コメントするニャ!
※絵文字使えないニャ!