<玄海原発3号機>営業運転に移行 新規制基準で全国7基目

2018年5月16日 18時55分 (2018年5月16日 20時06分 更新)
 九州電力玄海原発3号機(佐賀県玄海町、出力118万キロワット)は16日、原子力規制委員会の最終検査に合格し、試運転から営業運転に移行した。新規制基準下での営業運転移行は全国で5原発7基目、九電としては2015年の川内(せんだい)原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に続き3基目となる。

 規制委は昨年9月から、設備に異常がないか現地確認する「使用前検査」を実施しており、16日にフル出力運転の状態でも問題がないことを確認。原子力規制庁の検査官が九電の今村博信・玄海原発所長に合格証を手渡し、7年5カ月ぶりに営業運転に入った。九電の瓜生(うりう)道明社長は「安全性向上に終わりはないと肝に銘じ、安全・安定運転に努める」とのコメントを出した。

 玄海3号機は3月に再稼働したが、1週間後に2次系配管の蒸気漏れトラブルで発送電を一時停止。原因調査や配管交換によって当初予定から23日遅れで営業運転に至った。【浅川大樹