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ドル下落、トランプ氏が強いドルは「米国に不利」と発言=NY市場

2018年7月20日 07時35分
[ニューヨーク 19日 ロイター] - ニューヨーク外為市場では、午後に入りトランプ米大統領が強いドルは米国を不利な立場に置くと述べたと伝わったことで、ドルが下落した。
トランプ大統領はCNBCのインタビューに対し、連邦準備理事会(FRB)の利上げに「満足に感じていない」と語ったほか、強いドルは「米国を不利な立場に置く」とも指摘。「中国人民元は底値を付けている」との見方も示した。
ホワイトハウスはトランプ氏の発言を受け、大統領はFRBの独立性を尊重しており、FRBの政策決定に干渉しないとする声明を発表。ダメージコントロールに努めた。
金利先高感が出ていることでドルは年初から上昇基調にあったが、トランプ氏の今回の発言で潮目が変わる可能性も出てきた。
ING(ロンドン)の外為ストラテジスト、ビライ・パテル氏は「トランプ大統領の米金利と外為市場に関する発言で、ドル高基調は終わりを告げる公算が大きいとみている」と指摘。コモンウエルス・フォレックスの首席市場アナリスト、オマー・エシナー氏は、トランプ氏のこの日の金利とFRBを巡る発言は、これまでの米大統領が越えることのなかった一線を越えるものだったため意義があると述べた。
テンパスコンサルティング(ワシントン)のシニア外為トレーダー、フアン・ペレス氏は、トランプ氏の発言は「政府機関全体を手詰まり状態に陥れる恐れのある摩擦」を作り出す可能性があると指摘。「こうしたことは明らかにこの先ドルが軟調になる兆候となる」としている。
トランプ氏は昨年に3回、米紙ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)に対しドルは「強過ぎる」との見解を示しており、ドル高に対する不満を表明したのは今回が初めてではない。
主要6通貨に対するドル指数<.DXY>はこの日の取引で95.652と、約1年ぶりの高水準を付けていたが、トランプ氏の発言を受け一時マイナス圏に入った。ただ終盤の取引では0.1%上昇の95.216となっている。
ドル/円<JPY=>は約1週間ぶりの安値を更新。終盤の取引では0.3%安の112.47円となっている。
ドルは人民元に対しても上げ幅を縮小。終盤の取引で1ドル=6.789元となっているが、前日からはまだ0.6%高い水準にある。人民元は年初から対ドルで約4.0%下落している。
ユーロ/ドル<EUR=>はやや軟調の1.1635ドル。
ドル/円 NY終値 112.45/112.48
始値 113.02
高値 113.16
安値 112.09
ユーロ/ドル NY終値 1.1641/1.1645
始値 1.1595
高値 1.1678
安値 1.1575
*内容を追加しました。


(表はロイターデータに基づいています)

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「ドル下落、トランプ氏が強いドルは「米国に不利」と発言=NY市場」のコメント一覧 6

  • 匿名さん 通報

    中国共産党を潰すのに日米も無傷では済まない。しかしこれ以上中共の無法を見過ごせないのでしかたない。圧倒的ダメージを受けるのは中国。

    4
  • 匿名さん 通報

    1ドル100円が理想。その上で100円を1円にする。

    3
  • 匿名さん 通報

    ドル安にしたら米国の輸出企業に追い風になるとの皮算用なのやろ。日本の場合、兵器を 諸々買わされるので損な話ではない。

    2
  • 匿名さん 通報

    トランプ支持者のうち何割が後悔しているのかなー、米国は。

    1
  • 匿名さん 通報

    自国に為替操作国認定を出さなきゃだね♡

    1
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