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父が救済? 身売り先決定? 「大塚家具」謎のストップ株高

2018年9月14日 15時01分

久美子社長の胸中は…(C)日刊ゲンダイ

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 13日、大塚家具の株価が妙な動きを見せた。好材料はひとつもなかったのに、後場(午後)に入って突然、急騰したのだ。

 経営不振が伝わる大塚家具は、このところ株安に見舞われている。きのうも午前中は年初来安値を更新する256円まで下落。ここまでは想定内の値動きだったが、後場に一変する。

「買い気配が続き、12時47分に約19万株の売買が成立しました。取引価格は312円なので、約6000万円が動いたことになります。個人なのか、機関投資家なのかは分かりませんが、何らかの情報をつかみ『買い』に向かった可能性はあるでしょう」(株式アナリストの黒岩泰氏)

 13時直前にはストップ高となる340円まで急騰。終値は前日比73円高(プラス28%)の333円だった。

 大塚家具は自力再建が困難といわれるほど業績が悪化している。大株主だった米投資ファンド(6.41%保有)は8月中旬に全株売却、日本生命も保有株の一部を手放した。年初(1月4日)に842円(終値)あった株価は半値以下に沈んでいる。

「13日の急騰は、水面下で大塚久美子社長の父親である大塚勝久氏が支援に向けて動き出したのでは……と読む関係者がいます。勝久氏はメディアのインタビューで支援を否定しましたが、何といっても大塚家具の創業者です。最後の最後に救いの手を差し伸べても不思議はないでしょう」(市場関係者)

 一方では“身売り先”が固まったのではないかとの見方も流れた。

「買収先として浮上していたニトリやヨドバシカメラ、貸会議室で知られるTKPなどとの話が固まったのかもしれません。誰かが、こうした情報を耳にして大量買いに動いたとみることもできます」(株式評論家の杉村富生氏)

 14日のSQ(清算日)を前に、信用売りをしていた投資家が「買い戻し」に動いたという説もあるが、「ストップ高まで買われるのは他に材料が隠れているか、“市場のおもちゃ”にされ始めたかのどちらかでしょう」(証券アナリスト)。おもちゃだとすると、今後は株価が激しく乱高下しかねない。

 市場からは「謎の株価急騰劇と久美子社長は無縁なのか」という声も聞こえてくる。


「父が救済? 身売り先決定? 「大塚家具」謎のストップ株高」のコメント一覧 2

  • 匿名さん 通報

    まあ、どんな事態になろうと、もう商品が売れなければ同じ、経営者が変わろうが売り物が同じなら意味がない、だから価値がないのに止めるのは、最後の売り抜く為の足掻きだろうな

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  • 匿名さん 通報

    買収先の会社に、大塚家具再建の良いアイデアでもあるのでしょう。そうでなければ大塚家具を買わない。

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