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ユーロ圏インフレ勢い「旺盛」、低金利政策なお必要=ECB総裁

2018年9月25日 03時15分
[ブリュッセル 24日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は24日、ECBが予測するインフレの回復は市場金利が来年の夏にかけて低水準にとどまるかによると述べ、ユーロ圏のインフレ加速は力強いものの、低金利政策はなお必要との考えを示した。
ドラギ総裁は欧州議会で、ユーロ圏の基調的なインフレの加速は「比較的旺盛」とし、賃金の伸びと経済成長は継続すると自信を示した。ただ同時に、ECBは「来年夏にかけて」金利を現在の低水準にとどめるとの確約も再表明。「ECB理事会はインフレの道筋は目標に近づきつつあるとの見方を示しているが、これは2018年12月以降も長期にわたり政策金利が現行水準にとどまるとの予測を表す金利のターム構造が条件となっている」と述べた。
ドラギ総裁はこのほか、米中間の通商問題を巡る緊張の高まりで信頼感が阻害されており、両国がこれまでに発表した保護主義的な措置が実際に発動されれば、ユーロ圏経済は大きな衝撃を受ける恐れがあると指摘。「現時点では最終的な規模は分からないが、大規模になることは分かっており、最大限の備えを行う必要がある」と述べた。
一方、英国の欧州連合(EU)離脱については、ユーロ圏経済への影響は抑制されたものになると予想。「われわれの予測によると、影響は総じてかなり抑制されたものになる」と述べた。ただ英国が条件などで合意しないまま離脱する「ハードブレグジット」が現実のものになった場合などは、金融取引の清算が懸念される可能性もあるとの見方を示した。

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