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欧州市場サマリー(24日)

2018年9月25日 03時24分
[24日 ロイター] - <ロンドン株式市場> 反落。貿易摩擦を巡る懸念が再浮上し、市場心理が悪化した。
貿易摩擦が再び不安視される中、銅価格が約10週間ぶりの高値から反落した。これを受け、資源大手のリオ・ティント<RIO.L>とBHPビリトン<BLT.L>、アングロ・アメリカン<AAL.L>、グレンコア<GLEN.L>、アントファガスタ<ANTO.L>は0.3%から2.7%下落した。
中型株では、旅行会社のトーマス・クック<TCG.L>が28.1%急落。北欧における猛暑によって夏季シーズン、結果として冬季シーズンの利益にも打撃を与えたとし、18年の通期見通しを引き下げた。ショアキャピタルのアナリストは投資判断を「買い」から「ホールド」へ引き下げた。
<欧州株式市場> 反落。米中両国の輸入関税を発動したほか、中国側が米中通商協議を見送ったことで、貿易摩擦が長引き、世界経済の重しとなるとの不安が浮上した。
通商政策に最も左右されやすいSTOXX欧州600種自動車・部品株指数<.SXAP>は1.52%低下した。
フランスの自動車部品のバレオ<VLOF.PA>とドイツの自動車メーカー、ダイムラー<DAIGn.DE>、同BMW<BMWG.DE>は2.3%から2.7%下落し、フランスのCAC40指数<.FCHI>とドイツのクセトラDAX指数<.GDAXI>の最大の押し下げ要因となった。
<ユーロ圏債券> ドイツ10年債利回りが上昇し、6月中旬以来の高水準を付けた。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が物価や賃金動向を巡りタカ派的な発言をしたことが材料となった。
ドラギ総裁は欧州議会で、ユーロ圏の基調的なインフレ加速ペースについて「比較的旺盛(relatively vigorous)」と指摘、賃金上昇が加速し続けるとの見解を示した。
発言を受け、ドイツ10年債利回り<DE10YT=TWEB>は0.51%と、6月12日以来の水準に上昇。上げ幅は5ベーシスポイント(bp)と8月1日以降で最大となる勢い。フランス10年債利回り<FR10YT=TWEB>も約5bp上げ0.83%と、6月中旬以来の高水準を付けた。オランダやオーストリアなど他の中核国の国債利回りも上昇した。
ドイツ2年債利回り<DE2YT=TWEB>は2bp上げマイナス0.53%と、3月以来の高水準を付けた。
イタリア10年債利回り<IT10YT=TWEB>は2.96%と約2週間ぶり高水準。同5年債利回り<IT5YT=TWEB>の伸びは13bpと、8月中旬以降で最大となる勢い。
域内短期金利市場では2019年末までに行われる2回目の利上げ確率が上昇した。
ユーロ圏の期待インフレ率の目安となる5年先5年物インフレスワップ<EUIL5YF5Y=R>は1.70%に上昇した。

注: この記事は配信日から2週間以上経過した記事です。記事内容が現在の状況と異なる場合もありますのでご了承ください。

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