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EU財政規律、赤字目標廃止し債務に焦点を=助言機関

2018年10月11日 12時13分
[ブリュッセル 10日 ロイター] - 欧州委員会の助言機関である欧州財政委員会(EFB)は10日公表したリポートで、欧州連合(EU)の財政規律について、公的債務削減への効果が高まるように修正するべきだとして、債務が減少している国を対象に赤字目標を廃止するよう提言した。
EFBは、既存のルールは複雑過ぎる上、一部加盟国の公共財政の長期的な持続可能性向上につながっていないと指摘。
国内総生産(GDP)比3%以下とする既存の財政赤字目標の廃止を提案し、債務削減だけに焦点を当てるべきだとした。
リポートは「簡略化した新たな財政の枠組みは債務の対GDP比率を中核にするべきだ。これにより、加盟国の債務の長期的な持続可能性が財政規律の基本目標として維持される」としている。
EFBの提案では、プライマリー支出が3年にわたって上限を下回った国は債務削減が見込まれるとして赤字が過剰であっても財政規律に順守しているとみなされる。
EFBは規律に順守しているかどうかの評価対象から構造的財政赤字目標を外す案も示した。
債務の対GDP比の上限は現在と同じ60%としたが、目標に達するまでの調整期間を15年に延長することを提案した。

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